ふるさと種子島 > 種子島の花木・樹木 > ナンキンハゼ

【 樹木の諸データ 】

南京櫨・南京黄櫨

トウダイグサ科

【 生態状況 】

ナンキンハゼの原産国は中国で、江戸時代に渡来したといわれています。種子島では、西之表市雁田の県道76号線沿いで確認できます。

ナンキンハゼは、落葉樹なので冬の間は、ほとんど目立ちません。初夏に花を咲かせる時期になると、鮮やかな新緑が見事です。

ナンキンハゼは、かつてロウを採るために栽培されています。紅葉がきれいなこともあり、現在では街路樹として、多く植栽されています。

ナンキンハゼの樹皮は灰褐色で、不規則に縦に裂けるような模様が特徴です。

ナンキンハゼの穂状の花

初夏になると、枝先に少し匂いのある黄色の小さな花をたくさん咲かせてくれます。雌花は、花序の基部に2〜3個、雄花は、上部に多数着けます。穂状の花を蜜に付けたナンキンハゼです。穂状の長さは10センチ以上あります。

ナンキンハゼの果実

夏から秋にかけて、ナンキンハゼの果実が熟してきます。木全体に一房3〜5個のものを多数つけています。果実の大きさは、直径1.5センチくらいです。果実の色も葉の色も同じです。この果実からロウが取れるのです。

ナンキンハゼ
新緑の頃のナンキンハゼ

新緑の頃のナンキンハゼは、枝の先端部分の葉が紅葉になっており、見事な美しさがあります。樹高の低い木のほうが、紅葉を見られます。葉は互生し、菱形状広卵形をしており、先端が急に尖り独特の形をしています。

2014.10.3〜