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【 樹木の諸データ 】

トベラ科

【 生態状況 】

トベラは、全般的に海岸付近に生えているのが普通です。しかし、種子島は海に囲まれているので、少し内陸部にも生えていることが多いのです。

名前の由来は、魔除けに入り口の戸に、この木をさしていた風習があったということで付けられています。

トベラの葉は、鮮やかな緑色で葉の裏側へやや反り返っているのが特徴です。庭木としても人気があり、トベラは種子島の海岸線に生える花木の代表的な植物です。

春になると、トベラが一斉に白い花を咲かせます。全般的に海岸付近や内陸部など広範囲に自生しています。

トベラの新芽

早春になると、枝の先端部から新芽を出します。そして、その中心部に花を咲かせるのです。

トベラの花

花に近づくと程よい匂いが、付近に漂っています。しかし、人によって好き嫌いがある匂いです。咲き初めは、全般的に白い花です。次第に黄色く色づいてきます。

トベラの果実

真冬のトベラです。果実は、まだ赤みが残っています。気温の低下とともに黒づきます。

海岸近くのトベラ

海岸近くのトベラは、厳しい条件にさらされています。左側が根部分ですが、90度曲がっており、地面と水平の横方向に幹が伸びているのです。

トベラ
トベラの黄色い果実

晩秋の海岸付近のトベラです。葉や果実が黄色になっています。

トベラの割れた果実

秋が深まるにつれて、トベラの果実も黄色に熟します。そして、実が割れて、中から赤い種がたくさん出てきます。赤色というよりは、印鑑に使うような鮮やかな朱色です。果実でも完全に乾燥して、黒くなっているものもあります。この頃になると、果実の匂いは、少し生臭さが出ています。

2014.10.11〜