1. ふるさと種子島>
  2. 種子島の花木・樹木>
  3. マテバシイ

樹木の諸データ

【 科名 】
ブナ科マテバシイ属常緑高木
【 和名・別名・学名 】
馬刀葉椎、学名 Lithocarpus edulis
【 撮影日時 】
2019年(令和元年)3月17日(日)/11時01分、16時04分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市池野鞍勇線沿い、ほか
【 その他 】
***

生態状況

マテバシイは、雑木林を形成している代表的な樹木で、種子島でもたくさん自生しています。海岸付近から内陸部にいたるまで広範囲です。

種子島での樹高は、7〜10メートルくらいです。山間部では、15メートル前後も見られます。しかし、海岸近くでは、樹高がやや低いのが一般的です。

大変硬い木で、木炭として最適な樹木です。若木は、正月の門松の飾り用として使われたりします。種子島では大切に扱われている樹木のひとつです。

マテバシイ

春のころです。通常、道端の雑木林の縁付近で生えていることが多いです。幹はほとんどまっすぐに伸びています。

マテバシイの花・果実

春のころの状況です。花と同時に、どんぐりになる果実もすでについていることもあります。マテバシイを遠くから見ると、こんもりとした雰囲気があります。【平成22年4月30日撮影】

マテバシイの新芽

春になると、小枝の先端部にいくつかの薄黄緑色の新芽を出します。【平成22年4月28日撮影】

マテバシイのどんぐり

秋になると、枝にどんぐりをつけます。先端部のほうがより茶色に変色しています。もちろん、食べられます。方向もさまざまです。雑木林は実りの秋です。木の下には、どんぐりが無数に落下していることもあります。【平成23年10月1日撮影】

マテバシイの数本の幹

幹です。根から幹が何本も出ていることが特徴です。写真でも確認できます。【平成21年4月18日撮影】

マテバシイ数本

道沿いで見られるものは、直径は20センチ以下で、樹高は、10メートル以下の小木がほとんどです。

2023年(令和5年)5月21日(日)、西之表市県道75号線野木の道沿いで取材した、雑木林の縁付近に自生し、初夏のころ穂状の雄花序、雌花序を咲かせたマテバシイの開花風景を癒しのBGMを背景に紹介しています。なお、AIナレーションで案内しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

マテバシイ 初夏のころ新しい小枝の葉腋に雄花序・雌花序を出し無数に花を咲かせた開花風景令和5年 AIナレーション案内〜種子島の植物

※ 2021年(令和3年)8月24日(火)、西之表市石堂今年川線、農道曽太郎線、平松鞍勇線沿いで取材した夏の終わりに小枝に熟した果実を多数つけたブナ科マテバシイ属の常緑高木マテバシイの果実風景を紹介しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

マテの実風景 マテバシイ春に開花し翌年の秋に小枝に多数の実をつけた果実風景〜種子島の自然

※ 2021年(令和3年)5月9・23日(日・日)、西之表市古田上之町曲川線、立山十六番線、立山野木県道75号線沿いで取材した初夏のころ、穂状のつぼみ、昨年付いた果実、穂状の雄花序、雌花序を咲かせたマテバシイの開花風景を紹介しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

マテバシイ 初夏のころ小枝の先に新芽と穂状花序を出し花を咲かせた開花風景〜種子島の自然

※ 2020年(令和2年)8月28日(金)、西之表市下西下石寺、住吉能野の道沿いの雑木林の縁付近に自生しているマテバシイのドングリの実の風景を紹介しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

ドングリの風景 マテバシイ夏のころ小枝の葉腋に多数の果実をつけた風景〜種子島の自然

※ 2020年(令和2年)5月23・24日(土・日)、西之表市上西花里崎、大崎、国上上之古田、中目、桜園、下西下石寺の道沿いの雑木林の縁付近に自生し、初夏のころ穂状の雄花序、雌花序を咲かせたマテバシイの開花風景を紹介しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

マテバシイ 初夏のころ穂状の雄花序、雌花序の開花風景〜種子島の自然

2014.9.27〜