種子島の各地の海岸に生えているハマビワです。暖地の海岸に生え、ビワの葉に似ていることで名前が付けられています。初春になるとご覧のとおり、緑色のどんぐりに似た果実を付けます。
ハマビワの枝や幹は、全般的に白色です。海岸付近に生えているので、樹高もほとんど5メートル以下で、幹もまっすぐなものはありません。
ハマビワは、葉が丈夫で落下しにくいので、防風林や防潮林として利用されています。秋に黄色い花を咲かせます。
ハマビワの真冬の状況です。葉の裏は、白っぽいですが、表面はやや光沢があります。そして、多数の果実をつけています。
徳野枝の先端部に果実を多くつけています。また、中心部には、やや茶色のつぼみが見えています。
冬のハマビワです。木全体が白っぽい色になっており、どんぐり状の果実をつけています。【平成21年12月30日撮影】
中心部には、茶色のつぼみが出ており、また、葉の縁は白くなっているのです。【平成21年12月30日撮影】