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樹木の諸データ

【 科名 】
クワ科イチジク属の常緑つる性
【 和名・別名・学名 】
大崖石榴 、学名 Ficus pumila
【 撮影日時 】
2017年(平成29年)4月20日(木)/11時05分〜11時16分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市上西道沿い、ほか
【 その他 】
***

生態状況

オオイタビは、暖地の海岸付近に生える常緑のつる性の植物です。ブロック塀、道路沿い、崖などに這い茂っています。繁殖力も強く、一面オオイタビのじゅうたんになってしまいます。

また、垣根にオオイタビを這わせていることも多いです。庭木として大変人気があります。

花のうをつけたオオイタビ

花期は、5〜7月です。イチジクに似た実をつけます。写真のごとく、たくさんの花のうです。秋から冬に熟すのですが、それが4月になっても残っているのです。

オオイタビの花のう

オオイタビの花のうを撮影したものです。花のうの下部には、黄色の斑点が多くあります。長さは5〜6センチ、直径は3.3〜3.7センチです。葉は、長さ4〜9センチで、幅は2.5〜6センチの楕円形です。

オオイタビの密につけた青い花のう

果実は、食べられるともいいます。しかし、食べられないとも言われています。どちらが本当かは定かではありません。したがって、むやみに食べることがないように注意してください。【平成21年5月23日撮影】

オオイタビの根元部分

道路沿いの急傾斜面に生えていることが多いです。写真は、根元部分を撮影したものです。色は白く、気根が多いです。

地面に這ったオオイタビの先端部

写真は、オオイタビの先端部です。地面を這うように伸びているのです。まさにつる性ですね。

初夏のころ青い花のうをつけたオオイタビ

道沿いの傾斜地に生えているものです。枝を伸ばしながら青い果実をつけています。初夏の頃です。【平成21年5月23日撮影】

2023年(令和5年)12月1日(金)、西之表市小通山湊線沿いで取材したオオイタビの花のう風景を紹介しています。なお、AIボイスナレーション付きで案内しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

オオイタビ 初冬のころ小枝の葉腋に花のうをつけた果実風景令和5年 AIナレーション案内〜種子島の自然

2014.10.5〜