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樹木の諸データ

【 科名 】
マツ科マツ属の針葉樹
【 和名・別名・学名 】
屋久種子五葉、学名 Pinus amamiana
【 撮影日時 】
2018年(平成30年)4月12日(木)/12時51分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市古田広掛、ほか
【 その他 】
種子島と屋久島にしか自生していない五葉松

生態状況

ヤクタネゴヨウは、マツ科マツ属の針葉樹で、種子島と屋久島にしか自生していない五葉松です。普通のマツの葉は、2本の葉が出ていますが、ヤクタネゴヨウは呼んで字のごとく、五本の葉が出ているので、名前がつけられています。

現在、種子島には、200〜300本のヤクタネゴヨウが自生しているといわれています。その数が少ないことから、環境省の絶滅危惧植物に指定されています。

古田広掛のヤクタネゴヨウ

写真のヤクタネゴヨウは、古田広掛のものです。このホームページをご覧になった方からの情報で撮影したものです。杉林の中にそびえたっていましたが、現在は、周囲の杉を間伐整理しています。幹の直径は80〜90センチくらい、樹高は約15メートルです。

古田広掛のヤクタネゴヨウ

下から見ると、かなり枝が傷んでいます。また、葉も少なくなっています。枯れないように管理が必要です。

ヤクタネゴヨウ

周辺の状況です。古田安城線から約600メートル入り込んだ位置にあります。

西之表市国上大田部落にあるヤクタネゴヨウ

西之表市国上大田部落にあるヤクタネゴヨウです。樹高22メートル、幹まわり2.3メートルの大木です。ヤクタネゴヨウは少し傾斜していますが、幹はほぼ直線です。【平成18年4月20日撮影】

中種子町郡原のヤクタネゴヨウ

中種子町郡原のヤクタネゴヨウです。樹高は20メートル、根回り3メートル、樹齢150年以上といわれています。【平成19年3月3日撮影】

※ 2019年(令和元年)4月4日(木)、西之表市安城大野大川田川沿いにそびえ立つ種子島と屋久島に自生する絶滅危惧植物ヤクタネゴヨウを紹介しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

大川田川のヤクタネゴヨウ 種子島の絶滅危惧植物 自然音収録!

2014.10.12〜