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樹木の諸データ

【 科名 】
アオイ科フヨウ属の落葉低木
【 和名・別名・学名 】
浜朴あるいは黄槿、学名 Hibiscus hamabo
【 撮影日時 】
2013年(平成25年)7月27日(土)/11時11分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市甲女川沿い
【 その他 】
***

生態状況

ほとんどが樹高3メートル以下の落葉低木です。種子島では、東シナ海、太平洋側の海岸付近で多く自生しています。ハマボウは野生のハイビスカスとも言われています。初夏には、鮮やかな新緑が見事です。

海岸に近い場所では、大きくなると、防潮林としての役目もあります。特に、県道75号線沿いでは、現和庄司浦から浅川の道沿いで、オオハマボウの自生を見ることができます。ハマボウとの違いは、花の大きさにあります。また、葉の大きさにも違いがあります。

ハマボウ

西之表市甲女川の川岸に自生しているものです。6月には、見事な黄色い花を咲かせてくれます。

川の中のハマボウ

場所によっては、川の中に生えていることもあります。潮汐によって、絶えず水面の高さが変化しています。

開花したハマボウ

葉は枝に互生し、直径3〜8センチほどの円に近いハート形です。少し肉厚があり、縁に細かい鋸歯があります。全体的にし腰白っぽいのが特徴です。この付近から、上流にかけて、約1キロ川沿いに自生しています。

ハマボウの花

花期は、7〜8月といわれています。花は、朝に開いて夕方にはしぼんでしまいます。いわゆる一日花です。

開花したハマボウ

枝先や葉腋に直径6〜10センチの5弁花を咲かせます。中心部は、茶褐色です。【平成21年6月21日撮影】

※ 2021年(令和3年)6月20日(日)、西之表市甲女川天神橋及びかもめ橋付近で取材した梅雨時期に枝先の葉腋に1〜2個の黄色い花を咲かせたアオイ科フヨウ属の落葉低木ハマボウ(浜朴・黄槿)の美しい開花風景を紹介しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

ハマボウ 梅雨時期に枝先の葉腋に1・2個の黄色い花を咲かせた開花風景〜種子島の自然

※ 2020年(令和2年)6月18・27日(木・土)、西之表市甲女川で取材した梅雨時期に黄色い花を咲かせたアオイ科フヨウ属ハマボウの美しい風景を紹介しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

ハマボウ 甲女川下流域に自生し梅雨時期に黄色い花を咲かせる開花風景〜種子島の自然

※ 2021年(令和3年)7月7日(水)、西之表市伊関浜脇土改団地農道、県道581号線海岸付近で取材した梅雨時期のころ枝先に黄色の花を咲かせたアオイ科フヨウ属オオハマボウの美しい開花風景を紹介しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

オオハマボウ 海岸付近で梅雨時期のころ枝先に大きい黄色の花を咲かせた開花風景〜種子島の自然

※ 2020年(令和2年)7月10日(金)、西之表市上西池之久保海岸付近、宮原神社付近道沿い、現和庄司浦及び田之脇県道75号線海岸付近で取材した梅雨の終わりごろ黄色い花を咲かせたアオイ科フヨウ属オオハマボウの美しい開花風景を紹介しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

オオハマボウ 梅雨の終わりごろ海岸付近で黄色い花を咲かせた開花風景〜種子島の自然

※ 2013年(平成25年)7月27日(土)、西之表市市城甲女川沿い、田之脇、庄司浦で撮影したハマボウ、オオハマボウの美しい風景を収録しています。ナレーション付きです。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

種子島の木々:真夏に黄色の花を咲かせるハマボウ・オオハマボウの美しい風景 Hibiscus hamabo,tiliaceus

2014.9.17〜