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樹木の諸データ

【 科名 】
クマツヅラ科ハマゴウ属の落葉小低木
【 和名・別名・学名 】
別名/ハマハイ、ハマボウ、Vitex rotundifolia
【 撮影日時 】
2016年(平成28年)7月2日(土)/10時29分〜10時47分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市住吉漁港付近海岸、野木海岸
【 その他 】
***

生態状況

種子島の各地の海岸で咲いているハマゴウです。薄紫色の鮮やかな花びらで、夏の海岸線を彩ってくれます。
海岸の砂地や岩の隙間などに生えています。厳しい環境の中、すごい生命力を持っています。

ハマゴウ

開花時期は、7〜9月と言われています。種子島は暖地なので、6月には花を咲かせています。海岸の陸寄りで大きく根を張り群生しています。

ハマゴウ

海に向かって、つるは伸びていきます。そして、先端部に花を咲かせるのです。葉は、谷折りみたいに内側にそり返ります。

ハマゴウ

場所によっては、隙間もないほど密に花を咲かせています。

ハマゴウ

地面を這うように茎を伸ばし、よく枝を立ち上げてその先端部に総状花序をつけ、紫色の花を密につけます。

ハマゴウ

8月を過ぎると、次第に果実をつけてきます。この頃になると、花や果実を同時に観察できます。やがて、冬には黒くなっていきます。【平成23年10月27日撮影】

ハマゴウ

葉には、細かい毛が蜜に生えており、特に裏面では灰白色になります。

ハマゴウ

通常、海岸の河口付近、土手付近で群生しているのです。

2023年(令和5年)6月29日(木)、西之表市現和浅川海岸で取材した夏の海岸で、枝先に淡い青紫色の花を咲かせたハマゴウの開花風景を癒しのBGMを背景に紹介しています。なお、AIナレーションで案内しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
ハマゴウ 初夏から夏にかけて枝先に総状花序をつけ青紫色の花を多数咲かせた開花風景令和5年 AIナレーション案内〜種子島の自然

※ 2020年(令和2年)7月28日(火)、西之表市住吉川河口付近、伊関浜脇海岸、伊関沖ヶ浜田海岸で取材した夏の海岸で地面を這うように伸びて枝先に淡い青紫色の花を咲かせた開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
ハマゴウ 夏の海岸で地面を這うように伸びて枝先に淡い青紫色の花を咲かせた開花風景〜種子島の自然

2013.12.15〜