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樹木の諸データ

【 科名 】
マツ科マツ属の針葉樹
【 和名・別名・学名 】
クロマツ/別名オマツ(雄松)、学名 Pinus thunbergii
【 撮影日時 】
2011年(平成23年)10月29日(土)/11時21分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市国上大原崎海岸付近、ほか
【 その他 】
***

生態状況

クロマツの原産地は、日本、朝鮮半島南部などといわれています。海岸付近に自生する松は、樹高1メートル以下です。周辺は砂地ですので、根が複雑になっています。海岸付近では植物にとって、厳しい環境なのですね。種子島では、このようなクロマツも見ることができます。

波打ち際付近のクロマツ

晩秋のころ、海岸の波打ち際付近に自生する松です。おそらく、時化たときには、波しぶきも浴びていることもありそうです。

屋久津海岸のクロマツの低木

初夏のころの海岸です。長浜海岸に生えているものです。樹高も50〜60センチくらいでしょうか。ほとんど上に伸びきっていません。【平成21年5月29日撮影】

屋久津海岸のクロマツの低木

厳しい環境の中、芽も出しています。それが真上を向いていなくて、円弧を描いており、先端部は下向きになっています。【平成21年5月29日撮影】

波打ち際の岩に根付いたクロマツ

波打ち際付近の岩場に自生する黒松です。「こんなところにも生えているのか?」と独り言を言いながら写した松です。【平成23年11月19日撮影】

枝先の新枝・雄花

早春には、枝先に新枝を出しその基部に雄花、先端に雌花を咲かせます。【令和4年3月16日撮影】

枝の途中の松かさ(球果)

枝の途中に松かさ(球果)がついています。2年かかって黒く熟します。【令和4年3月16日撮影】

2024年(令和6年)4月2日(火)、西之表市天神町甲女川河口沿いで取材したクロマツの開花風景を紹介しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

クロマツ 春のころ枝先に新枝を出し基部に雄花、先端に雌花をつけた開花風景令和6年 AIナレーション案内 - 種子島の花木・樹木

2023年(令和5年)9月13日(水)、西之表市甲女川河口付近で取材したクロマツの球果風景を紹介しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

クロマツ 初秋のころ枝の葉腋に青い球果・熟した球果をつけた松の実風景令和5年 AIナレーション案内〜種子島の自然

2022年(令和4年)3月16日(水)、中種子町県道583号線砂中の道沿いで取材したクロマツの開花風景を紹介しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

クロマツ 早春のころ枝先に新枝を出し基部に雄花・先端に雌花を咲かせた開花風景令和4年〜種子島の植物

2014.9.30〜