ヤマビワの原産地は、日本、中国、台湾などといわれています。通常、雑木林に自生しています。大きい葉がビワに似ていることで、名前が付けられています。花期は、5〜6月です。種子島は暖地なので、これより早めに開花します。
3月には、枝先に新芽が出てきます。この頃、葉は日当たりのよい場所では薄黄色です。また、光沢があります。
春のころのヤマビワです。葉の色がやや黄色くなっていることもあります。
場所によって春には、枝先の先端部に円錐状の総状花序を出して花を咲かせます。【令和4年4月22日撮影】
雑木林でのヤマビワです。ヤマビワの幹は、全般的に白っぽいです。小さな褐色のブツブツがあります。【平成21年4月11日撮影】
新葉のあとに枝先に円錐花序を斜上に伸ばして花を咲かせます。そして、秋には、黒い果実をつけます。【令和4年4月22日撮影】
※ 2022年(令和4年)4月22日(金)、西之表市安納川林道沿いで取材した春のころ枝先に円錐花序を伸ばし淡黄白色の小さい花を咲かせたヤマビワの開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【ヤマビワ 春のころ枝先に円錐花序を伸ばし淡黄白色の小さい花を咲かせた開花風景令和4年〜種子島の植物】