ふるさと種子島 > 種子島の花木・樹木 > ハゼノキ

【 樹木の諸データ 】

黄櫨

ウルシ科

【 生態状況 】

ハゼノキは、果実からロウをとるために昔から栽培されてきた樹木です。種子島の雑木林でも多数生えています。国道、県道、農道沿いで、車窓から観察できます。春に新芽を出しますが、すでに小さな葉は紅色に染まっています。ヤマハゼやヌルデに似ていますが、葉に毛がないことで見分けられます。初夏に花を咲かせ、秋に果実が熟していきます。

ハゼノキの紅葉を楽しむために、庭木として人気があると聞きます。しかし、ハゼノキに触れると、かぶれることがあります。種子島では「ハゼマケ」などと呼んでいます。近づく場合は、要注意です。

初冬になると、葉も色づき見事な紅葉を楽しませてくれます。種子島で唯一、ヌルデとともに紅葉を楽しませてくれるのです。

ハゼノキの果実

秋になると、ハゼノキの果実が次第に熟してきます。果実は、紅葉とともに焦げ茶色に変色して、房状に垂れ下がっています。

ハゼノキの年輪

通常の樹木は、切り倒しても幹の色にあまり変化はありませんが、ハゼノキは独特の年輪を形成しています。外側は全般的に白っぽいですが、内部はご覧のとおり、薄黄緑色をしているのです。すべてのハゼノキが、写真のようになっています。ハゼノキのちょっと意外な特徴です。神秘的な模様ですね。

ハゼノキ
ハゼノキの新芽

新芽が出る頃、ハゼノキの美しい状態を楽しめます。また、春になっても熟した果実が残っていることもあります。ハゼノキの樹皮は全般的に灰色をしていますが、上にいくにしたがって、褐色に変色しています。

※ 2012年12月16日(日)、西之表市中割十六番、古田番屋峯、下西鞍勇の道沿いで、冬のハゼノキの風景を撮影したものです。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

種子島の木々:冬のハゼノキ

2014.9.18〜