ふるさと種子島 > 種子島の花木・樹木 > サキシマフヨウ

【 樹木の諸データ 】

先島芙蓉

アオイ科

【 生態状況 】

サキシマフヨウは、種子島を代表する花木のひとつです。海岸付近から内陸部にいたるまで、種子島の各地に分布しています。

樹高は、ほとんど4メートル未満です。低木ですが、葉はかなり大きく、裂があり先端部は尖っているのが特徴です。

したがって、薄い葉ですが見た目は大変綺麗な形をしています。花が咲かない時期はあまり目立ちません。

種子島は暖地なので、場所によってはいち早く花を開花させてくれます。初秋に咲き乱れ、鮮やかなピンク色で彩ってくれるのです。

種子島の「秋の花木はこれで決まり!」と言っていいでしょう。暖かいときに咲き、一番害虫が多い時期に、花を咲かせます。

したがって、害虫から葉や花びらを喰い荒らされていることが多いのです。

初秋には、種子島の各地で、鮮やかなピンク色で彩ってくれるサキシマフヨウ。この時期になると、車窓からも見れます。

ピンク色のサキシマフヨウの花びら

花の色が淡いピンク色から白色に変化するので、同じ木で両方の花を楽しむことも出来ます。サキシマフヨウが開花すると、種子島の道路沿いを鮮やかに演出してくれます。

サキシマフヨウの果実

晩秋になると、サキシマフヨウの花も見かける機会が少なくなってきます。次第に果実が熟し、写真のごとく、星型に割れてきます。種子島も冬を迎えることになります。

初秋に開花したサキシマフヨウ
真冬のサキシマフヨウの花

花びらと、熟した果実が同時に見ることができます。枯れた果実は四つに割れ、中の小さな種が落下しています。強風により、飛ばされたものもあります。

こぶ状のサキシマフヨウの葉

植物もよく観察すると面白いことに気づいたりします。サキシマフヨウの葉が、小さなこぶ状になっているものもあります。不思議な光景です。サキシマフヨウはアオイ科ですので、葉の形状は素晴らしいものがあります。

※ 2012年10月31日(水)、西之表市下西鞍勇の道沿い、西之表市古田二本松屋久川で、酔芙蓉および芙蓉の花を撮影したものです。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

種子島の木々の花:スイフヨウ・フヨウ

2014.9.14〜